オートロックの玄関

治安の良し悪しの調べ方

お部屋探しをするときには、治安の良さも重要な条件となります。
特に女性で一人暮らしをされる方は、治安の良さやセキュリティー面を重視するという方も多いでしょう。

新築物件だから、家賃が格安だったからと契約し、物件に住んではじめて治安の悪さに気づくというケースも多々ありますので、必ず契約前に治安状況を確認する必要があります。
では、住む前から特定のエリアの治安を調べるにはどうしたらよいのでしょうか?
例えば東京都内であれば、警視庁が公開している都内全域の不審者情報サイト「犯罪情報マップ」のチェックがおすすめです。

市区町村、町内単位、不審者情報の3パターンの表示ができ、気になるエリアの治安の良し悪しの判断材料になります。
大阪府でも「犯罪発生マップ」として同じようなサイトで情報公開していますので、自治体や警察庁が公開している情報を調べてみるとよいでしょう。

夜間の人通りや明るさをチェック

実際に内見時に治安状況を調べるには、明るい日中だけではなく夜間の人通りも確かめておきましょう。
日中治安が良さそうでも、夜になると急に人通りが少なくなって寂しい雰囲気になることがよくあります。
また、街灯の数や明るさも併せて見ておきましょう。
実際に行ってみると、薄暗くて夜道が怖かったり、物件までの道のりの街灯が少ないなど確認できます。

道の見通しの良さや交番の有無をチェック

草木が鬱蒼と茂っていたり、道が複雑に入り組んでいるエリアの場合、道の見通しが悪く死角が多いので不審者が隠れやすくなります。
女性の夜道の独り歩きはとても危険なので、整備されて道の見通しが良いエリアを選ぶと安心です。
また、いざというときに駆け込める交番が近くにあるかどうかも必ず確認しておきましょう。
交番があるというだけで安心感に繋がりますし、交番があれば不審者も近づかないでしょう。

たまり場になりそうな場所の有無をチェック

できれば夜間にたまり場になりそうなコンビニ、公園が近くにない場所を選びたいものです。
コンビニはたしかに便利ではありますが、夜遅くに大勢で溜まっている場に出くわすのは安全とは言えません。
絡まれる不安以外にも、騒がしかったりごみ問題など、なんらかのトラブルが起きる可能性があります。

もしも「不審者警戒中」など注意喚起の看板がたくさんあるようなら、そのエリアは治安が良くない可能性が高いです。
マンションやアパートから少し離れた地域も行ってみることで、安心して暮らせる場所かどうかを肌で感じてみてください。
昼間に物件を見るだけではわからないことがたくさんありますので、契約前に必ず夜間の雰囲気も確かめておきましょう。