駐車場

賃貸物件で駐車場を借りる場合

車を所有している人は、アパートやマンションなど賃貸物件を選ぶ際には駐車場が確保できるかも条件の1つになります。
毎月かかる駐車場代も家賃と同じで家計に大きく響く固定費なので、物件の契約前に条件に合う駐車場を決めておきたいものです。

探し方としては2パターンあり、1つは駐車場付きの物件を借りる方法、もう1つは月極駐車場を物件とは別に借りる方法です。
駐車場付きの賃貸物件はたくさんありますが、駐車スペースが小さい場合は空き待ちであるケースも少なくありません。
その場合は結局スペースが空くまでは別に月極駐車場を借りることになります。
また、駐車場に空きがあったとしても、駐車場代が高過ぎて近隣の安い月極駐車場を探すというのもよくあるケースです。

賃貸物件で必要な月々の駐車場代

駐車場も家賃同様、都市部や便利なエリアでは高額に設定されています。
また契約する際保証金がかかる駐車場もありますので、月々の駐車場代の安さではなく、総合的にいくらかかるかを計算しましょう。

月々の駐車場代の目安ですが、東京23区内を例にすると安い物件では3,000円からあり、高い物件ではなんと8万円以上という駐車場も存在します。
探せば安い物件もあると思いますが、平均でいうと3~5万円前後が相場と言えるでしょう。

なお、中には「駐車場代無料物件」もあります。
たしかに駐車場代として徴収されることはありませんので、一見格安に感じるでしょう。
ですがよくよく考えると家賃に上乗せされているだけのケースもありますので、言葉や数字に惑わされないよう、条件にぴったりの駐車場探しをしてください。

駐車場代を安くするためには

駅近やマンションが多く建つ地域の駐車場は、需要が多いために高額で常に満車です。
そのようなエリアから歩いて10分程度の場所でも、需要が減って駐車場代がグッと低く設定されていることがあります。
少し離れただけで大きく変わりますので、物件の周りだけではなく範囲を広めて探すことをおススメします。

大手の不動産会社だけではなく、地元に古くからある不動産会社に当たってみるのも1つの方法です。
地域の情報にも詳しく、駐車場の空き情報も持っている可能性がありますので、物件近所に安い駐車場がないか聞いてみてはいかがでしょうか。
そのような不動産会社は地域に密着した運営を行っているため、広告にまだ載っていない最新情報を教えてもらえる可能性が高いです。

さらに、屋根付やシャッター付きなどキレイな駐車場は人気が高く、駐車場代も高く設定されています。
立地が悪い、塗装されていない、砂利敷きなどの駐車場を探すと安く借りられることもあります。