雨の日の引越し・トラブル事例

転勤や進学などで引越しをするとなると、引越し業者のスケジュールが立て込んでいて、自由に日時を選べないことも珍しくありません。
時間に自由がきかないのに、当日雨に降られてしまって家具がびちゃびちゃになってしまったというトラブル事例は、特に繁忙期にはよく見かけられます。
デリケートな高級家具や、塗装のしっかりしていない家具などの場合、濡れた部分から傷んでいくことも考えられます。

縁起を担ぐ人の場合、土日にはこだわらないけれど大安吉日を引越しの日に選びたいと考えることもあるかもしれません。
縁起の良い日でも、その日の天気が晴れか雨かは間近になるまで正確に予想することはできません。
この「引越し当日が雨だった」というトラブルは、どのように対処するのがいいのでしょうか?

雨の日で家具がびちゃびちゃになった場合の対処法

引越し荷物が雨に降られてびちゃびちゃになった場合には、まず引越し先に着いたらできるだけ早く荷解きをすることが大切です。
ダンボールの外側に付いている水滴を拭き取っても、湿気は箱の中まで入り込んでいますので、家具の梱包を外すのはもちろんのこと、すべての荷物を荷解きしましょう。

特に家電などは、濡れたことによって故障して作動しないことも考えられますので、荷解きをするだけではなくて、コンセントを入れて作動するかどうか確認する必要があります。
家電が水濡れによって作動しないような場合には、引越し業者が加入している保険によって損害を補償してもらうことができます。
引越しして数日経ってからでは故障の原因が突き止めにくいため、できるだけ引越し当日に不具合を業者に連絡することをおすすめします。

雨の日に引っ越しする際に注意するポイント

通常の雨降りの場合には、引越し業者が引越しをキャンセルするということはあり得ませんので、通常通りに作業をすることになります。
ただし、申し込んだほうがキャンセルを申し入れることは可能です。
一度申し込んだ引越しをキャンセルする場合、3日前までに連絡を入れればキャンセル料は取られないことが国土交通省の「標準引越運送約款」に定められています。

3日前では正確な天気予報の見通しが立たない、もっと日が近くなってからキャンセルしたいという場合には、2日前に申し出れば見積運賃等の20%以内のキャンセル料で済みます。
引越しを前日キャンセルするとなると、見積運賃等の30%以内、当日であれば見積運賃等の50%以内のキャンセル料を払わなければなりません。

どうしても雨の日に引越しを決行しなければならない場合には、古いバスタオルやビニールシートなどを何枚も用意しておくと便利です。
引っ越しを機に捨てようと思っていたものでも、天気が怪しいのであればとっておくといいでしょう。