気になる物件は内見するのが基本
初めての一人暮らしや新しい環境への引越しをする場合、絶対にするのが物件探しでしょう。
この物件探しにおいて自分が納得できる物件を見つけるために行うのが内部見学です。
この内部見学は略して『内見』と表現する人も多いので、こちらの単語も覚えておくと使いやすくなります。
内部見学とは不動産会社に気になった物件を紹介してもらった後に、どういった部屋になっているのかを実際に訪れて見学することであり、自分にとっての最適なお部屋探しにおいての必須行動ともいえるのです。
ただし、この内見は本格的に行うとそれなりに時間がかかってしまうので一気にまとめて行うことは難しい行動となってしまいます。
1日で回れる件数はどれくらい?
これはどのように内見をするのかで大きく変わります。
あっさりと比較するだけで終わらせる場合は6件程度は見ることが可能ですが、本格的にメジャーで計測したり周辺の環境チェックも行う場合は時間が足りなくなるので1日2件程度が限度となります。
内見で調べるポイントはとても多いので、本格的な調査をする場合は時間がいくらあっても足りないくらいなのです。
不動産の営業時間内で回らないといけないという制約が発生すること、そして移動時間も加味しないといけない事も加味すると、本格的な調査込みの内見はできて2件となってしまいます。
ただ単に、どういった部屋なのかを内部をあっさり確認しつつ比較するためならば1時間程度で終わりますので、6ヶ所程度ならばなんとか回ることもできます。
どういった内見をするのかを明確にしたうえで、その日の内見件数を決めてください。
内見で持っていきたい道具について
内見で持っていきたい道具はいろいろとありますので、ひとまずはそれらをそろえてから行動してください。
具体的には筆記用具・メジャー・図面・スマートフォンの4つが必須となります。
ただし、スマートフォンの中にはメモ帳機能と方位磁石機能とカメラ機能が求められていますので、スマートフォンでそれらの機能を使わないという人は別個用意する必要があります。
図面もデータとしてスマートフォンに取り込むことはもちろん可能ですが、細かい寸法などをチェックして書き込むことが多くなりますので出来ればプリントアウトした図面を用意したほうがいいです。
内見中は図面を見ながらカメラで撮影したりメジャーでスペースを確認したりするので、図面は紙面で持ち歩きましょう。
内見で確認すべきポイントは多い
内見で確認すべきポイントは非常に多いです。
ゴミ捨て場といった共用スペースはどうなっているのか、水回りはどうなっているのか、周辺の環境はどうなっているのか、部屋の中で電波はきちんと入るのか、コンセントの位置はどうなっているのか、壁の厚さはどうなっているのか、窓に今使っているカーテンは取り付け可能なのかなどいろいろとチェックする必要があります。
これらをきちんと調べてメモしておく必要があるのです。