電卓と通帳

最初にまずしておくこと

引っ越しというライフイベントは、計画的に準備を整えてから当日を迎えたいものです。
ですが、転勤や長期出張が急に決まり、すぐにでも引っ越さなければいけないこともあるでしょう。
準備期間が短い急な引っ越しが決まってしまったら、まずは落ち着いてするべきことを順序よくこなしていくことが大切です。
あまりの急さに冷静さを失いパニックになってしまうと、あちこちでヌケが発生してスムーズに終われない可能性がありますので注意しましょう。

まず最初に行うことは、賃貸物件の解約手続きです。
基本的に賃貸解約の申し出は退去1ヶ月前までとなっており、その日数は賃貸契約書に明記されていますので確認しましょう。
退去するにあたり立ち会いしなければいけないケースもあるため、そちらも必ず確認しておきます。
解約手続きを忘れてしまうと、余計に家賃が発生してしまう恐れがあるため、急な引っ越しが決まったらまず連絡を入れましょう。

新しい入居先も見つけなければ引っ越しができません。
管理会社への連絡・手続きと同時進行でインターネットの賃貸物件サイトから物件をリストアップし、物件の内見巡りから契約まで1~2日でできるよう効率的に新居を見つける段取りを考えましょう。

引越し先が決まれば、引っ越し業者の手配を行う必要があります。
友人に車を借りたり全部自分でする場合は問題ありませんが、急な引っ越し手配となると料金よりもまず希望日に予約できるかが重要です。
引っ越し日程を調節し、時間帯などを考慮して予約するようにしましょう。

引っ越しは最短でいつできる?

急な引っ越しが決まった場合、気になるのは「最短でいつ引っ越し可能か」ということです。
転勤や移動が多い新年度には、おそらくそのような悩みを抱えるビジネスパーソンも多いことでしょう。
今すぐにでも引っ越したいのに、2週間も3週間も待たされるようではいつまでたっても引っ越しは実現しません。

実は、予約状況にもよりますが、最短で翌日にできる業者もあります。
夜便の引っ越しプランがある会社なら、前の日の昼頃に依頼して次の日の夜には作業というケースもあるそうです。

急な引っ越しの見積もりはどうする?

もう明日にでも行かなければいけないケースでは、下見に来てもらって見積もりを貰って検討して…という通常の手順を踏んでいる余裕はありません。
そんな場合は電話での見積もりや、オンラインでの相談がスピーディーで便利です。
正確な情報を提示するためにも、大型家具のサイズや数、必要な段ボール数などを出しておきます。
エレベーターの有無や家の前の道路の幅、家の側に駐車できるスペースの有無など、料金に関わる情報はできるだけ伝えることがポイントです。