アパートの階段

どんな要因で引っ越し料金は決まるの?

引っ越し料金は様々な要因によって変動します。
引っ越しを検討されている方は、料金の目安をつけるためにもどのような要因で決まるのかを知っておくと便利です。
引越し料金の決め方は、基本的に荷物の量と運搬先までの移動距離、あとはオプションサービスがプラスとなります。

荷物の量は多いほど大きなトラックを準備する必要があり、作業スタッフも増員しなければいけないため必然的に料金が高くなってしまいます。
移動距離も遠くになるほど移動時間も長くなり、ガソリン代や人件費がかかるため同様に高いです。
オプションについては業者によって様々ですが、例えば「ピアノの運搬」や「エアコンの取り外し・取り付け作業」などがあり、料金はそれぞれ決められています。

加えて重要な要素として、引っ越し時期や曜日、時間帯なども大きく影響してきます。
例えば3~4月など進学・就職の時期は、引っ越しのオンシーズンなので予約が集中、需要に伴い料金も跳ね上がるワケです。

階数に比例して料金も高くなる

実は、マンションなど集合住宅の場合には、「階段」も料金に影響を与える要素です。
マンションの上階になればなるほど、料金も比例して高くなっていきます。
エレベーターのあるマンションなら1階ごとに500円~1,000円プラス、エレベーターがないマンションなら1階ごとに1,000円~2,000円プラスが料金目安です。
マンションの階段を上がるほど、移動時間が長くなってしまうので引っ越し作業に手間と時間を要します。

エレベーターがなく階段で上がるとなるとさらに時間も労力も必要です。
階段を駆け上がっている間も引っ越しの移動時間になりますので、スタッフの増員も考えなければいけないでしょう。
つまり、上層階でエレベーターのないマンションの場合、引っ越し料金はかなり割高になると考えておく必要があります。
これは見積もりの際に説明があるかもしれませんが、通常計上される名目は「作業費」です。

対面する道路も料金が決まる要因

マンションや家に対する道路が狭い場合も、料金に影響を与える可能性が出てきます。
というのも大きなトラックが入らない場合、遠くに停めたり小さなトラックで何度も運美出すことになってしまうからです。
遠くに停めた場合、荷物の運び入れや運び出しに時間がかかるため、料金が高くなってしまいます。

家の前に階段がある場合も同様で、作業時間に影響する要因があれば、それは料金加算対象になると考えておきます。
現住まいの立地、引越し先の立地など、様々な要因で引っ越し料金が変動するため、引っ越し業者に見積もりの際に詳しく聞くか、事前に情報を集めてできるだけ安くできるよう検討してみましょう。