引越し業者を選ぶ時のポイントとは
引っ越しをしようとする場合には、個人で手配するのが難しい大型トラックなどの運搬車のある業者にお願いするのが一般的です。
ポスティング広告などでも引っ越しに関わるものはかなり頻繁に見かけますが、通常の運送会社と異なり引っ越しにおいては中小・零細企業がかなり多く参入をしています。
ヤマト運輸や佐川急便などのような通常の運送業を行う大規模な企業も専用の子会社を作って引っ越しを受付をしているので、信頼感ということで選ぶならやはり大手が一番ということになります。
参考>>http://www.sagawa-mov.co.jp/
大手の運送会社系列の引越し業者の最も有利な点と言えるのが、全国規模で長距離の引っ越しを依頼しやすいということです。
中小企業の運営する引越し業者の場合、近場の引っ越しや近県への引っ越しまでは行っていても遠方地域までの運送は行っていなかったり、行っていてもかなり割高になってしまうことがあります。
その点ネットワークの広い大手の場合には遠距離の引っ越しでも比較的安定的な価格で依頼をすることができます。
また荷物の運搬だけでなく荷造りや旧居のクリーニング、さらにAV機器などのセッティングまでもをまるごと請け負ってくれるオプションサービスがあるのも魅力です。
中小・零細の引越し業者を上手に利用するには
一方で中小・零細の引越し業者にも独自のメリットがあります。
まず一番のポイントとなるのが料金の安さです。
大企業を母体とする引越し業者の場合にはその大規模体制を維持するために平均的に高い費用がかかります。
しかし社員数が少なかったり、移動距離の短めの引っ越しだけを取り扱っている業者の場合には平均的なコストが安くなるため近場の引っ越しなら大手の業者に比べて相当安い金額ですむということも多いようです。
同じ都内での引っ越しなど移動距離がそれほど長くないという人なら中小規模の業者に見積もりをお願いしてみるというのもよい方法です。
ただし同じ中小規模の引越し業者であってもきちんとしたところがある一方で夜逃げのような危ない仕事を多く受けるところもあったりするので、見積もりをお願いするときには担当の人の様子を観察するなど信頼できるところかということもチェックしておくようにしましょう。
また格安の引越し料金を広告にしているような業者の場合には、請け負うのは運搬部分だけで養生や運び出し後の清掃などは全く行わないというところがほとんどなのでどこまでをカバーしてくれるかどうかということもきちんと調べておきたい部分です。
事業所によって当たり外れがあります
一度に数多くの荷物を運搬する引っ越しにおいては、その質についてもかなり多くの意見があるようです。
ネットの口コミなどを見てみると、かなり大手の引越し業者であっても「大切な家具を壊された」「チーフの人の態度が悪かった」というようなかなり悪い評価が付けられていることもよくあるようです。
これはある意味仕方のないことで、結局のところ運搬や養生などはそれを担当するスタッフの優秀さにかかってくるため、当たりと外れが出てきてしまうのです。
まして繁忙期の引っ越しになるとその時だけで臨時のスタッフを多く募集しての配置になるので、どうしてもチームワークが必要になる大きな荷物の運び出しでは不備が生じる可能性が多くなってしまいます。
それでもやはり大手の企業になると社員教育や運び出しのためのマニュアルがしっかしているので比較的安心をして任せることができると言えます。
中小企業に引っ越しを依頼するときには直近の口コミを少し調べておいた方がよいかもしれませんね。