見積もりを呼ぶ時のポイント
単身世帯でも家族世帯であっても、引っ越しをするときに業者を利用するときには必ず事前に見積もりをしてもらうことになります。
大手の引越し業者ではネットや電話で荷物の状態についてチェックをしていくだけである程度の金額の目安を出すことができるところもありますが、そうした簡単な査定の場合実際の作業になってからの誤差が起こりやすいため、正式な金額として出されることはありません。
見積もりを依頼するとその引越し業者の営業マンが実際に引っ越す旧居を訪れ、だいたいの荷物の様子を見てプランを提示します。
プランの他にピアノなど運搬に配慮が必要な品物がある場合は別途加算などをして正式な見積もり料金とします。
このとき時期的に切羽詰まっていたりするとつい言われるままに見積もり金額にOKを出したくなりますが、場合によってはかなり多目に見積もり金額を出してくることもあるので注意をしたいところです。
必要以上の料金を請求されないために
引っ越し業者との取引でかなりよくあるトラブル事例として、見積金額と請求料金の違いがあります。
これは見積もりを担当したスタッフにも責任があるのですが、積み込んでみたら荷物がコンテナに入りきらなかったり、積み込みをするときの状況によって問題が発生したりすることで請求をされたりします。
見積もりをお願いする場合にはどういった場合にどんな追加料金が発生するかということについて質問をしておいて、予定外の出費がないよう備えておきましょう。
また稀に内金や手付金を請求されたり、キャンセル料金を高額に請求されることがあります。
引っ越しを含む運送業に共通する約款で、内金や手付金を徴収しないことや2日前までのキャンセル料金は無料というふうに定められています。
独自に約款を作っている企業もないわけではありませんが、内金なしやキャンセル２日前までOKというのは特に大きなサービス内容ではなく他の業者でも当たり前にやっていることです。