普通のカバンとは異なるランドセルを処分する方法
ランドセルはほとんどの子供が小学1年生から6年生までの長い間使用をする特別なカバンです。
しかし小学校を卒業してからの使いみちはないと言ってもよく、記念品として取っておく以外には処分をすることになります。
通常販売されているカバンと異なり、ランドセルは形も大きさも独特でかなり丈夫にできています。
6年間使用をしてすっかりくたびれてしまったランドセルを処分したいという場合には、自治体の規格によりゴミとして出すことになります。
分類としてはランドセルは不燃ごみ扱いとなるところが多いようで、不燃ごみ用の袋に入れて指定の日にゴミ回収場所に持っていくことで引き取ってもらえます。
ランドセルの布部分は燃えるゴミとして扱われることもありますが、ランドセルには金属やプラスチックなど複数の素材が混入していることから、そのままの形で燃えるゴミとして持って行ってもらうことはできません。
自治体によっては事前に金属部分を外してから出すように言われることがありますが、難しい場合はそのまま出してもかまいません。
ただ捨てるという選択肢だけでなく記念にとっておきたいという人も多くいることから、リメイクをして自宅で保管しやすい形に加工してくれる業者などもあるようです。
そうした場合にはランドセルに実際に使用されていた素材を使って別の加工品にしてくれたりしますので、1万円程度で依頼ができます。
処分時の費用相場
ランドセルは普通のバッグと異なる特殊な意味を持つカバンであることからただ捨てるのではなく他の形で再利用をすることができます。
例えばこれから入学を控えた子供がいる家庭などで、自宅でランドセルを購入したのとは別に貰い物としていくつかランドセルを受け取ってしまったような場合には新品のランドセルが余ってしまうことになります。
その場合にまずおすすめをしたいのが寄付で、国内外の団体に寄贈することによりそのランドセルを必要としている子どもたちのもとに届けることができます。
海外へランドセルを寄付している団体はいくつかありますが、有名なところとしてクラレの「ランドセルは海を越えて」というキャンペーンがありますのでそうしたところで検索をしてみてください。
なお注意をしておきたいのが、ランドセルを寄付する場合にはその品物を現地に発送するための費用が自己負担金となることから2000~3000円程度の費用を別途請求されます。
ですので「捨てるより引き取ってもらいたい」という気持ちではなく、しっかり寄付をするという気持ちでそうしたところに持ち込むようにしましょう。
中古として買い取りをしてもらうこともできますが、その場合にはかなり状態がよいものでないと値段がつきません。