古くなったヘルメットの処分方法
バイクや自転車の乗車用や、スケートボードなどの練習用に販売されているヘルメットですが、こちらは使用により強度が低くなったり外装がボロボロになってしまいます。
そうしたときに処分をしようとするわけですが、内部に使用されている材質が複数にもおよぶことから、どこにどのように捨てたらよいかちょっと迷うところです。
特にバイク用のヘルメットは耐久性を高めるためにかなり重厚に作られていることから普通のゴミとして出すにしては少々かさばってしまいます。
まずヘルメットの処分方法ですが、ゴミの分別としては燃えないゴミです。
そのためもう使用することができなくなったヘルメットに関しては、大きめの燃えるゴミの袋を用意してそこに入れて普通にゴミの日に出しておくことにより回収をしてもらえます。
ただし燃えるゴミの区分については自治体により細かく定めていることもありますので、事前に市区町村の公式サイトのゴミのページから調べてみてください。
ヘルメットの場合全く未使用品ということであれば中古で買い取りをかけることもできますが、基本的に以前誰かが使用したものについては買い取りをしてもらえないことが大半です。
使用感が目立つものについてはやはり顔を覆うものであることから買い取りに持っていってもゴミ扱いになってしまうことが多いでしょう。
ヘルメットの寿命
一つ注意をしておきたいのが、ヘルメットには経年による寿命があるということです。
あまり知られていませんが、バイク用、自転車用、保護帽(防災用)など用途によりヘルメットには安全基準が設けられており、検査合格証とともに製造年と使用期限が必ず記載されています。
ヘルメットを購入する前にはきちんとタグに記載されている期限を確認し、その時期が到達したら目立った外傷がなくてもできるだけ早めに買い替えるようにしましょう。
ヘルメットの耐用年数はメーカー推奨値としては約2年となっています。
ただ使用頻度が低い場合や丁寧に使用した場合は5年くらいは性能を保ってくれるので、2年を過ぎた時期から買い替えを考えるようにしてください。
ちなみにヘルメットというのは一度でも強い衝撃を受けると本来の防護性能を発揮することができなくなるので買い替えをしなければいけません。
そうしたこともあり、買い取り業者に持ち込んだときに小さなものであっても落下傷や衝撃傷があるとまず買い取りをしてもらうことはできません。
買い取りをしてもらうための条件としては、汚れや使用感がなく傷が全くないということとなります。
特に女性の場合などは内側のパッド部分にファンデーション汚れなどがあると査定額がつかないということもあるようです。