乗らなくなった自転車の処分方法
何かとかさばりがちな自転車は処分をする時にはそれぞれの自治体の規則に従うことになります。
当然普通のゴミの出し方をすることはできませんので、パンクやサビなどにより乗ることができなくなってしまった自転車の処分をする時には粗大ごみとして引き取ってもらう必要があります。
古い自転車を処分する手順としては、大きく5つの方法があります。
ざっと挙げると以下のようになります。
・粗大ごみとして自治体の定める方法で引き取ってもらう
・ごみ処理場などに廃材として持ち込む
・個人的に譲渡や販売をする
・廃品回収業者に引き取り依頼する
・買取業者やリサイクルショップに売却する
といった形です。
その他にも新しく自転車を購入したときに下取りとして引き取ってもらえることもあるようですが、高級自転車に買い替えをする時以外ではあまり見かけません。
どの方法をとるかはその自転車がどのような状態にあるかによります。
学校の卒業や引っ越しなどで自転車をもっていくことができない時にはおそらくまだ自転車として十分に使用をすることができると思いますので、その場合はリサイクルショップなどに売却をするのがお得です。
学生街などでは自転車の需要が高いので、多少古くても値段をつけて引き取ってくれることが多いと思われます。
逆にすでに古くなっていて乗り続けることができなくなってしまった自転車については廃材として引き取ってもらうことになります。
その場合はまず自治体の公式サイトなどから粗大ごみとしての処分方法を探し、必要に応じて引取業者に依頼してもっていってもらいます。
廃材引取にかかる手数料は自治体にもよりますが、安いところでは数百円、高いところでも1000円程度でできるようです。
最近増えている個人間売買ですが、その場合には遠方に送るときの送料がかかります。
自転車は普通の荷物のように運ぶことができないので、高価な自転車でもないと逆に高くついてしまうことがあるかもしれません。
防犯登録の抹消を忘れずに
自転車を廃車にする時には防犯登録を抹消することを忘れないようにしましょう。
自転車は購入時に防犯登録を勧められ、それをすることで警察に登録番号を預かってもらうことができます。
防犯登録は加入時に500円がかかりますがその後年会費用が請求されることがないので、なんとなくそのままになっていることも多いのではないでしょうか。
抹消をしなくても特に問題はないのですが、登録がされていると個人情報が残されたままになりますので処分前にもよりの警察署に持ち込んで番号から確認をしてもらうと速やかに抹消をすることができます。
売却をするという場合にも同様に防犯登録をやり直ししておかないと所有者がそのままになりますので、忘れずに手続きしてください。