ジュエリー

アクセサリーの処分方法ってどうするの?

昔の恋人からもらったプレゼントで捨てられないアクセサリーや、気に入って使っていたけど壊れている物など、不要なアクセサリーを溜めておくと、風水的に運気を吸い取られてしまいます。良い運を逃してしまうので、不要なアクセサリーは捨てて、新しいものを購入してはいかがでしょうか。ここでは、アクセサリーの捨て方と捨てる時のポイントを紹介します。

家庭ごみとして捨てる方法

アクセサリーの種類によっては、家庭ごみで出す時に手間がかかる場合があります。
その理由は、各素材によって、ゴミの区分が異なるためです。

  • 木製品、革製品、布製品:燃えるゴミ
  • ガラス製品:燃えないゴミ・ガラスゴミ
  • 石製品:燃えないゴミ
  • 金属、シルバー、プラチナ、ステンレス製品:燃えないゴミ・金属ゴミ

よくあるアクセサリーはシルバーやプラチナ、ガラス、天然石など複数素材で作られています。家庭ゴミで出す時には、ばらして捨てる必要があるため、処分に手間がかかります。
指輪やプレートネックレスに、名前や持ち主を特定できるような刻印をしている場合は、個人情報を漏えいしてしまう可能性も。しっかりやすりで削ってから処分しましょう。

捨てる時のポイント

風水的には、アクセサリーを捨てるタイミングや場所がとても重要とされています。
捨てる場所は、川や水があるところへ捨てるといいでしょう。水辺は悪い気が流れて新しい運気を持ってきてくれると言われています。ただ、川にポイっと捨てるのは不法投棄になってしまうので、絶対にやめましょう。川には捨てずに、川に見立てて捨てる方法をご紹介します。

  1. アクセサリーを水で洗う
  2. 天気がいい日の朝6時~11時までの間、太陽の光にあてる
  3. 塩でアクセサリーをもみ洗いする
  4. 白い紙に包んでゴミに出す

塩には浄化作用があるので、清めてから捨てると悪い運気をリセットできます。
ただ、最終的にはゴミとして出すので、分別は必要になります。捨て方についてはご注意ください。

壊れたアクセサリーをリメイクする方法

壊れたアクセサリーを持ち続けると運気は悪くなってしまいますが、リメイクして新たに活用するのはとてもプラスになります。リメイクには2パターンあり、セミオーダーメイドでリメイクする方法か、フルオーダーでリメイクする方法です。セミオーダーメイドの場合は、特定のデザインから選びますが、フルオーダーメイドの場合は、自分でデザインして好きな形に依頼できます。

リメイクできる種類

  • 壊れているアクセサリー
  • 古くなったアクセサリー
  • 時代遅れなデザインのアクセサリー

石を挟んでいた爪が壊れているアクセサリーや、ちぎれてしまったネックレス、割れてしまった指輪などもリメイクできます。損傷が激しいものは業者側からデザイン提案をされる事が多いでしょう。古くなったアクセサリーでもダイアが付いているから利用したいというのも問題ありません。リフォームという形で調整してくれる場合や、デザインを少し変えるセミオーダーメイドも可能です。形見やおさがりなどで、デザインが古くて使えないジュエリーでもリメイクできます。大幅なデザイン変更になる場合はフルオーダーメイドで加工してもらえば、今時のアクセサリーに生まれ変わりますよ。

リメイクの値段

一般的な業者に依頼する場合、素材に使う材料費+人件費-下取り料金=リメイクの相場料金です。
リメイク前のアクセサリーに付いていないダイアや宝石を追加で入れたい場合は、値段が高くなります。元々あるものを使ってセミオーダーする場合は、5万円~10万円ほど。フルオーダーメイドで作り変えてもらう場合は、15万円以上はかかります。大事なアクセサリーで捨てきれないものはリメイクも検討してみましょう。

リメイクするメリット

  • 新しいアクセサリーを買うより安い
  • 自分好みのデザインにできる
  • 使いにくかったアクセサリーが使いやすくなる

人気ブランドや宝石の付いた新しいアクセサリーを購入すると、リメイクするのと比べて倍ほどの費用がかかります。壊れていたり、使わなくなっても素材はいいアクセサリーだったりする場合は、リメイクするのがおすすめです。
ジュエリーショップでこのポイントが違ったら購入していたなと思ったことはありませんか?
そんな自分好みのデザインにできるのがリメイクの最大のメリットです。また、逆に好みのデザインなのに使っていると窮屈さを感じたり、傷みがでたりするアクセサリーのリフォームを依頼もできます。使えなかったアクセサリーが簡単に生き返るので、デザインを無料見積もりしてみると良いでしょう。

アクセサリーを寄付する方法

破損や傷が付いているアクセサリーを寄付しても使えないのでは?と疑問が浮かんだと思いますが、アクセサリー自体を寄付するのではなく、寄付されたアクセサリーは一度売りに出されます。売れたお金がNPO団体から寄付されるという仕組みです。
不要になった物を捨てると、ゴミの焼却でCO2を増やしてしまいますが、寄付をすると困っている人を支えられるうえにエコに繋がります。
寄付する方法は、不要になったアクセサリーを段ボールに詰めてNPO法人団体へ送るだけでOKです。気になる方は募集している団体を調べてみましょう。

買取業者に売る方法

壊れたアクセサリーや、無名ブランドのアクセサリーだと買取ってもらえない場合があります。宝石が付いていれば、宝石専門の買取業者に依頼しましょう。ただ、宝石が付いている=高く売れるわけではないので注意しましょう。
ブランド商品であれば、高く買取ってくれる業者があります。ティファニーやカルティエ、ブルガリなどのアクセサリーは「エコリング」がおすすめです。ジュエリーの査定は難しいと言われていますが、エコリングには経験豊富な鑑定士がいるので、安心して査定を任せられます。また、エコリングではアクセサリーに傷みやキズがあっても適切な価格で買取ってくれます。無料査定ができるので、気になる方は査定してもらいましょう。

売る前にケアする

買取に出す前に、少しでも汚れをケアしておくと、価格が上がる可能性があります。
簡単に取れる汚れもありますので、事前に手入れしてから買取査定に出しましょう。

チェーンネックレス、ブレスレットの手入れ方法

ゴールドやプラチナ素材のネックレスや指輪、ブレスレットは簡単に汚れを落とす方法があります。
最初にぬるま湯と中性洗剤を用意します。5分ほど浸け置きした後、傷のつきにくい柔らかいブラシで汚れの溜まりやすい隙間を中心に掃除します。
汚れを落とした後は、真水でしっかりすすぎ洗いしてください。中性洗剤が残ってしまうと汚れの原因になってしまいます。
最後に、柔らかい布で水分をしっかりふき取りましょう。
これだけのケアで、ネックレスやブレスレットの輝きが変わるので是非お試しください。

ダイアモンドの手入れ方法

ダイアモンドのお手入れ方法は、チェーンやブレスレットのケア方法とほぼ一緒です。
石の部分に付いた皮脂汚れをしっかり落としてあげる事で、輝きをよみがえらせます。
石の裏などにも付いている汚れをしっかり取り除く必要がありますが、その際に使用するのは使用済みの歯ブラシでも問題ありません。ただ、研磨剤や漂白剤が歯ブラシに残っているとダイアに影響が出てしまうので注意しましょう。
また、すすぎ洗いをする際は、流水をかけ流すのではなく、洗面桶や容器に水を張ってすすぐようにしてください。万が一石や装飾品が取れてしまっても、排水溝に流れて行ってしまうのを防げます。しっかり水分を取った後は、専用のクリーナーで磨くとより一層ダイアの輝きが増しますよ。

パールの手入れ方法

パールのアクセサリーは、使用する時から気をつけておきたいのが、パール自体を溶かしてしまう事。
真珠は有機物なので、ちょっとした食品が付着しても溶けてしまう可能性があります。
ジュースやマヨネーズ、お酢、コーヒー、アルコール、油、味噌、お茶など、身近なものが少し付いただけで溶けてしまう事も。化粧品や整髪料なども苦手なので、普段から使用後は汚れをふき取るようにしましょう。
ケアする時は、柔らかい布でふき取ります。傷がつきやすくデリケートなため、優しく取り扱うようにしましょう。また、保管する際は、他のジュエリーにぶつからないように固定すると傷を防げます。

カラーストーンの手入れ方法

カラーストーンの場合はダイアモンドと同じようにケアします。
ただ、天然石を使用したジュエリーの場合は、水に弱い種類があるので注意しましょう。
珊瑚や象牙、琥珀、エメラルド、トルコ石、ラピスラズリなどは、水洗いをせず、気になる汚れの部分をふき取るようにしてください。また、ジュエリー専用の超音波洗浄機も控えましょう。石が外れやすくなってしまったり、ひび割れの原因になったりします。

使わないアクセサリーを生き返らせてみよう

使わなくなってしまったアクセサリーは、ちょっとしたケアで生き返らせる事ができます。壊れていたり、デザインが気に入らなくても、リメイクという方法があるので、試してみるといいでしょう。
また、それでもやっぱり使わないという場合は、処分するという方法もありますが、壊れていても買取ってくれる業者や、寄付という形で貢献する事もできます。使っていないまま放置するより、次のステップへ進めてみてはいかがでしょうか。