女性の社会進出が推進されてきている現代で、賃貸物件などに住む独身世帯の数も増加傾向にあります。
都心部でも女性が一人暮らしをする場合が多く、貸主側もより多くの入居者を受け入れるために女性専用物件などを設置することも増えてきました。
しかし、それでもまだまだ女性が一人で安心して暮らせる環境には程遠いのもまた事実。
女性は自分の身を守るために、一人暮らしをする際に注意するべきことは一体何なのでしょうか?
ここでは、女性が一人暮らしをするときの注意点や、女性専用物件の実例などを紹介していきます。
大事なのは建物より周辺環境
日本ではまだあまり研究が進んでいませんが、米国など海外の犯罪が多発する地域などでは犯罪を「人」ではなく「場所」で防ごうとする動きが始まっています。
つまり、犯罪は凶悪犯であるその人の資質によって起こるのではなく、周囲から見てなんとなくうまくいきそうに思わせてしまう環境にこそ起こるという考え方です。
この考え方でいくと、女性が安心して住むことができる物件というのは、外部から見てより侵入をされにくい様子をしているかどうかということになります。
夜道は一人で歩かず人気のない道は通らないことや、近くに交番などすぐに助けを求められる場所があるのかどうかも確認しておきましょう。
また、なるべくなら駅から距離のある物件ではなく、夜遅くに帰ってもすぐに帰れる徒歩圏内で物件を探すのが理想です。
自分できちんと施錠するなどして対策をするということは大前提ですが、より安全に暮らしていくためには建物そのものの設備よりもむしろ周辺の環境の方が大切になるということを忘れてはいけません。
女性専用物件の実例
最近の賃貸マンションやアパートは「女性限定」や「ペット可」といったようにあらかじめ入居者に特定の属性をつけるという傾向があります。
昔から女性専用の学生マンションや学生寮などは多くありましたが、こういったところは入居者を絞り込むだけでなく、オートロックや警備保険加入などといった安全面に配慮した設備を整えてより安心な環境を作るという方法が多く取られているのです。
比較的治安が良い文京区は、女子学生が年々増えている東洋大学の白山キャンパスがあり、周辺の学生マンションや学生寮などでも、女性専用のマンションが増えています。
🍀 東洋大学の学生マンション|学生マンションドットコム
🍀 東洋大学の学生寮|学生寮ドットコム
このように様々なセキュリティが強化され、なおかつ女性専用物件というのは安心して入ることができるので一人暮らしを予定している女子学生はこうした物件も参考にしてみると良いでしょう。