家電?粗大ごみ?ドライヤーの処分方法
便利な家電製品も、不要になったときの処分方法にはちょっと迷ってしまうことがあります。
特に微妙なサイズの電化製品というのは、家電扱いになるのか家庭ごみ扱いになるのか、はたまたパソコンやエアコンのように特殊な処理方法が必要なのか大変迷うところです。
そんななかなか判断しづらい製品の一つがドライヤーでしょう。
ドライヤーはコンセントを使用する家電製品ですが、サイズ的には普通の家庭ごみの袋に入れて出すことができるので、壊れたものはそのまま捨ててよいのかと思ってしまいます。
反対に家電製品なのだから何らかの処分をしてからではないと排気をすることができないのか、と不安に思ったりもします。
結論から言うとドライヤーは特に有害な物質を使用している製品ではないことから、基本的には「小型家電」という扱いになります。
小型家電というのは環境省の方針により分類されている全28品目の製品のことで、他には電話機やFAX、携帯電話、デジカメや音楽プレーヤーなどといったものが含まれています。
ヘアドライヤーもその中の一種と明確に定められており、市町村により回収をされることとなっています。
自治体が行う回収方法は全部で5つあり、公共施設や商業施設に設置されているボックスや、自治体が指定するゴミ回収場所、または認定事業者による回収などといった方法により処分を依頼できます。
小型家電については家庭ごみとして廃棄をしても何らかの罰則が与えられるということがないことから、必ずしも上記のような回収方法を取らなくてもよいことになります。
しかしながら小型家電に使用されている部品はレアメタルと言われる希少な金属が含まれていることから、環境面からできるだけ専用の回収方法により部分的なリサイクルをすることが望ましいとされています。
無料で処分をしてもらうことができる
小型家電の回収は自治体が環境省より引き受ける形で行うので安心して使用することができます。
一番簡単なのが回収ボックスを使用する方法で、それぞれの自治体の公式サイトのゴミに関する項目を見ると地域のどこに回収ボックスが置かれているか探すことができます。
回収ボックスに入れる時には特に手続きは必要なく、そのまま内部に入れれば費用もかからずそのまま廃棄をしてもらえます。
中に入れられたものについてはプライバシーが守られることになっていますので、付属のACアダプターなども一緒に入れておきましょう。
買取対象になるか確認
ドライヤーは高価なものになると数万円クラスのものもありますので、もし不要になった場合は売却をすることもできます。
買い取りをしてもらうための条件としては、きちんと電源が入り機能が全て使えることです。