クマのぬいぐるみ

ぬいぐるみの処分、どうしてますか?

ぬいぐるみは、子供の頃の思い出の品だったり、旅行や遠足などで思い出の品として購入するなど、いろいろな思い出がある品なので、なかなか捨てられないという人は多いです。
そして、捨てられないままどんどん増えていってしまい、気づけば何十個にもなってしまているという人も少なくありません。

引っ越しのときにぬいぐるみの処分をしようと思っても、燃えるゴミで捨ててしまうのはちょっと気が引けるという人もいると思います。
神社などでぬいぐるみの処分を引き受けてくれるところもありますが、近所にないとなかなか手間がかかりますよね。

ある団体では、ぬいぐるみを引き取ることで募金を行い、ワクチンの寄付をするという活動をしているそうです。
不要になったぬいぐるみが世界中の子どもたちに役立つことを考えると、とても画期的な取り組みだと思いませんか?

ぬいぐるみの処分を依頼することで募金につながる

前述したぬいぐるみの買い取りは、有料で行われています。
例えば、3辺合計のサイズが100cm以内の箱に収まる量のぬいぐるみだと、買い取り費用は1,500円、160cm以内の場合は1,980円と、サイズによって料金が設定されていて、代金を支払ってぬいぐるみを回収していただく流れです。

ここで特筆すべき点は、料金は宅急便の費用などがすべて含まれているという点。
全国の不要となったぬいぐるみを回収してくれますが、前述した費用以外は一切かからないので、かなり良心的なサービスだといえます。

回収されたぬいぐるみは、洗濯やお直しなどをして必要としている人のもとに届けられます。
100%リユースしてくれるそうですので、そのまま捨てられてしまうということはありません。

そして、1回の依頼につき1本、ユニセフにワクチンの寄付を行なっているそうで、これまでなんと4万本以上のワクチンを寄付しているのだそうです。
毎月何本のワクチンを寄付したかということを毎回知らせてくれるので、信頼できます。

回収されたぬいぐるみは、アフリカでぬいぐるみを欲しがっている子どもたちのところに送られたり、地域のバザーで販売されるなど、さまざまな形でリユースされているようです。
日本でも、ぬいぐるみを欲しがっている子どもたちにプレゼントされています。

処分しようと思っているぬいぐるみであれば、ぜひこうした団体に寄付をして、世界中の子供達のために役立てていただきたいですね。
ぬいぐるみを供養してからリユースしてほしいという人は、お願いしておくと毎月行われている合同供養会で供養してもらえるほか、焼却処分をしてほしいぬいぐるみについてはお焚きあげをしてくれるそうですので、必要な人は相談してみてください。