不動産広告

新聞の折り込みや不動産の店舗で不動産広告やチラシ。
2色刷りで、手作り感のあるあのチラシは、文字がぎっしりつめ込まれておりなんだか読みづらくて見にくいなと感じたことがある方もいらっるかもしれません。
家を購入するとか、引っ越しをするとかそんなことが関係のない時は気に留めなかったものの、いざ土地や不動産を探したり、気にかけるようになったりするとその不動産広告やチラシの読み方が分からないと困ることがあります。

そこでここではそんな不動産広告の読み方について解説していきたいと思います。

不動産広告の基本の読み方について PART1

不動産広告は手作り感あふれ、制作者のセンスでつくられているかのように思われますが、実は「不動産の表示に関する公正競争規約」に基づいたルールに則って表記されています。
ですから、不動産の専門用語がでてきたり、聴き馴染のない言葉などがでてきたりして分からないところが多く感じるかもしれません。

つい、

  • 「駅から徒歩5分!」
  • 「日当たり良好!」
  • 「ペット同居可!」

などのキャッチコピーにばかり目がいってしまい、その下に列挙されている重要な情報を見落としかねません。

そこで、主に広告に書かれている次の6つの内容を先ずは押さえておきましょう。

  1. 住所(住宅の所在地)
  2. 最寄りの駅名と徒歩の所要時間など交通の利便性
  3. 土地の広さ
  4. お部屋の間取り
  5. 住宅の外観の写真
  6. そして価格

価格についての注意点

この中5つのうち不動産を選ぶ上で多くの人にとって最も指標となるものが「価格」でしょう。
広告に記載されている価格とは、敷地を含めた1戸当たりの価格が記載されており、消費税が含まれているかどうかは必ず確認するポイントです。

続けて次の4つの内容を理解しましょう

不動産広告の基本の読み方について PART2

物件の細かい欠陥などは、記載されていない場合もあるので直接業者に連絡を取ることを推薦しますが次の4つに関しては記載があるはずなので必ずチェックするようにしましょう。

  1. 融資に関する事項
  2. 取引態様
  3. 免許番号
  4. 再建築不可に関して

融資に関する事項とは

住宅ローンや融資額に関しての情報が記載されれていることがあります。「頭金0円より」や「月々○万円のお支払いから」など文言がよく記載されていますが、もし融資の利用を考える場合には確認しておきたい項目です。
「月々○万円のお支払いから」と記載されている場合、注意しておきたいポイントとしては、管理費、修繕積立金を含まない価格であり、年利を仮に1%で設定している等があるのでそうしたことを前提にしていることを理解しておきましょう。

取引態様で手数料が変わる

不動産の売買取引は「売主(貸主)」「代理」「媒介(仲介)」の3形態に分別することができます。
広告を出している広告主が「売主(貸主)」の場合、すなわちその不動産の持ち主が広告を出しているので、買いたい人と直接売買できるため手数料はかかりません。

一方、「代理」と記載があったら契約行為は、全て仲介業者が代理しておこなうため仲介手数料がかかってしまいます。

次に最も多いケースですが「媒介(仲介)」と記載があれば、「売主(貸主)」と買いたい人の間に不動産屋がしっかり入って、取引にかかわるあらゆる契約行為を調整するためその不動産会社へ仲介手数料がかかってきます。設定金額は決まっており、取引価格の3%+6万円+消費税を販売価格とは別に支払う必要があります。

「手数料あり」などと書かれていなくてもそういった意味になることを理解しておきましょう。

免許番号とは

免許番号は不動産業を営む際に必要な免許を取得している証拠になります。
番号の後ろの( )内には免許の更新回数を表す数字で、免許は5年ごとの更新になるため、5年未満の業者は(1)と記載されています。
数字が多いほど営業年数が長いことを示しているため、その広告主が紹介している物件が信頼がおけるかどうかのひとつの基準になるものだと思ってください。

再建築不可の物件について

通常の物件よりも安価で販売されていることから「再建築不可」が
どのような物件か知識の無い方は、広告を見た際に割安で売り出し中の物件だ!と飛びついてしまうかもしれません。
しかし、それは非常に危険な行為です。
再建築不可とは、建設基準法に違反していることから、同じ土地に2度物件を建てられないことを指します。
つまり、物件の周りをぐるりと他の住宅に囲まれているので日当たりが良くない、
土地と接している道路の幅が極端に狭く車が通れないなどの問題が出てくる場合も
あります。
下見は必須ですね。

参考サイト:「再建築不可の買取に関するポイント

土地・売地について

土地の場合は、特殊で住宅の場合と、所在地・価格・交通などの表示に
変わりはありませんが、価格に関して土地の場合は消費税がかかりません。
つまり、税込の価格が記載されています。
他に、土地の広さの表示(登記面積と実測面積の2種)、
土地の広さに対する建物の割合である建ぺい率と容積率、
後は、ガスや水道が通っているかという設備面の表示があるでしょう。
生活する上では、最も重要な部分ですね。

関連記事:「信用できる不動産屋の選び方

以上です。

不動産を探されるかたの参考になれば幸いです。