チェックポイント

見積もりを依頼するときの注意点

引っ越しをする時にはまずは依頼する業者を絞り込んで見積もりをお願いすることになります。
植物

引っ越しの場合にはどんなに少ない荷物の人でも小型トラック1台分くらいは動かすことになるので、いきなり本番にだけ人が来るのではなく事前にどのくらいの荷物があるかということを調べて見積もりを出すことになります。

実は引っ越し業者を依頼するときにこの営業担当の人から見てもらう見積もりというのは大変重要で、費用だけでなくその業者の信頼性を確認するためにもぜひ注意をして行ってもらいたいです。

どの業者を使用するのが最も適切かということはその人それぞれの事情があるため一概にどれがよいかということを決めることはできません。

ですがどういった人にはどんな業者がおすすめかということはある程度判断をしていくことができますのでぜひ参考にしてみてください。

業者を選ぶときにまず最初にポイントとなるのがその会社の規模です。

全国的に大手の運送業者もあれば、特定の地域のみで営業をしている業者も数多くあり、見積もりをとってみた場合に出てくる金額にも大きな差があったりします。

もちろん利用をする側にとっては安い方がありがたいのですが、金額だけを基準に選ぶとあとから思わぬトラブルが起こったりします。

取扱が難しい品物があるならやはり大手

金額にかかわらず大手の引越し業者を利用した方がよいケースとしては、「移動距離が長い」「取扱が難しい品物がある」「部屋や品物を傷つけずに搬出して欲しい」といったことがあります。

まず移動距離についてですが、引越し先が遠方地域になるという時にはやはり大手の運送会社が最も便利です。

中小規模の企業でも遠方への引っ越しを扱っていることはありますが、かなり割高であったりまた1週間に1便のみといったような運送にかなり長い時間がかかってしまうというようなケースもあります。

時間的に余裕がある引っ越しなら良いのですが、引越し先で数日過ごせる別の場所がないという人にとってはちょっと厳しいかもしれません。

また大手運送会社の場合には引っ越し料金の中に当然に養生料金が含まれています。

個人では梱包が難しいようなテレビや冷蔵庫のような大型家電や、エアコンなど設置をしなくてはいけないものがある場合にはやはり大手の依頼をするのが一番安心です。

中小の引越し業者の場合には養生や設置は別料金だったり、またはしてもらえてもかなり品質にスタッフごとのバラつきがあったりということがあるため、平均的に質の高い運搬を希望するなら大手が最も安心です。

自分で作業をするなら中小企業でも十分

一方で貴重品などは特にないのでとにかく安く引っ越したいという人なら、複数の業者に見積もりをとって金額で選ぶというのはありです。

楽器類やアンティーク家具のように取扱方法によってかなり品質が落ちてしまうものがあるということでないなら、多少傷をつくようなことがあっても早く安く運びだしてくれる業者の方がありがたいでしょう。

そうした時には複数の業者に連絡をして見積もりをしてもらい、その中からサービスに納得できたものを選ぶようにするのがいいでしょう。

男性の単身世帯など、荷物がかなり少ないということなら「フリーパック」のような割安のサービスを利用するのもおすすめです。

「フリーパック」の場合には小さめのコンテナを使用して日時を自分で指定できないなどの制限はあるものの、都合を業者の側に合わせることができれば相当安く運搬をしてもらうことが可能です。